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心配な症状について

<おなかの張りと痛み>

この症状の多くは子宮の成長に伴うものですが、注意を要するサインもありますから変だなと思った時には受診してください。

注意を要するもの

症状

切迫流産
(妊娠22週未満)

強めの下腹部痛があります。

切迫早産
(妊娠22週~37週未満)

子宮が石のように硬くなったり、下の方にぐーっと強い力がかかる痛みが15~20分以内に(30分に2回)起こるようなら診察を受けましょう。

常位胎盤早期剥離

赤ちゃんが生まれる前に、持続的な子宮の収縮や激しいお腹の痛み、性器出血を伴い、胎盤がはがれることをいいます。胎盤がはがれるため、赤ちゃんへの血流は減少します。子宮の中に出血するので、母子ともに危険で早急に対処が必要です。

心配の要らないもの

症状

生理的な子宮収縮

たまに子宮が硬くなるとか痛みがあれば、体を休めたり横になってみましょう。体を左下にして横になると子宮の血行も良くなり楽になります。

子宮を支えている靭帯の緊張

これを円靭帯と言いますが、子宮が大きくなりこれが引っ張られると両脇腹や足の付け根の痛みになります。

<その他の心配な症状について>

症状

判断基準

性器出血

出血の原因は様々ですが、その他の症状を伴うことがあります。切迫流産や切迫早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、産徴など考えられますが、診察しないと原因ははっきりしません。とにかく受診してください。

前期破水

分娩が進行する以前に破水することを言います。 子宮や卵膜が細菌に感染し炎症がおこり卵膜がもろくなり破れます。子宮口が開大する前に破水するので、赤ちゃんに感染しやすくなります。おかしいなと思ったら、お風呂に入らず清潔なナプキンを当て、すぐ受診して下さい。

貧血

酸素運搬役の赤血球の血色素(ヘモグロビン)が減少することを言います。妊娠すると血液の中の水分が増えるため、見かけ上の貧血になります。ひどい貧血が続くと、めまいや立ち眩み、冷え、疲れやすいなどの症状が現れます。また、分娩時にも多量出血や弛緩出血、微弱陣痛になりやすいのです。 貧血検査で、鉄剤を処方されたら内服し分娩までに改善しておきましょう。
「鉄欠乏性貧血と診断されました。食事ではどのように鉄分を摂取すればいいですか?」参照

妊娠高血圧症候群

高血圧になると、胎盤の血流が低下することで胎盤の働きが低下し、赤ちゃんへの栄養や酸素供給が不足していきます。重症の高血圧になるとお母さんの脳に浮腫が起こり、全身のけいれんを来たす子癇が起こりやすくなります。その他に腎臓や肺への負担が大きくなったり、常位胎盤早期剥離が起きやすくなります。
*予防・治療:食事療法(減塩食、高たんぱく食、低カロリー)・ストレスをできるだけ少なく十分な休息をとる・体重コントロール・足を高くして横になる

その他、以下のような症状には緊急を要する場合があります。すぐに松南病院にお電話下さい。

  • おなかの痛みがおさまらず激痛を感じた時
  • 産徴(おしるし)とは違う多量の出血があった時
  • 胎動を感じない時
  • 下痢が続く時
  • 便意感がおさまらない時
  • いつもより異常にトイレ(尿)が近い時
  • 外陰部の違和感
  • 吐き気や嘔吐 など